バドミントン部コラム【 第43回 飯島真恵七( No1)】
2025年2月26日
先日の S/J リーグ仙台大会をもちまして、現役を引退します。
バドミントンという競技に出会って 17 年、多くのご縁に恵まれて、
私という人間一人では到底辿り着けないような、素敵な景色をたくさ
ん見させていただきました。
本来であれば、肩の荷を下ろして現役生活を振り返ってみると、「色々
あったけど、すべてが良い思い出」と思えるのかもしれませんが、嬉
しかった思いどころか、むしろ苦く悔しい思いばかりが蘇ってきます。
実業団生活を思い返すと、ガムシャラに頑張れていた学生時代とは違
い、勝たなければいけない責任感や重圧に押しつぶされそうになるこ
とが増え、コートの中で自分を表現することが難しくなってきました。
特にここ数年は思うような結果を残すことができず、焦りと憤りで本
当に毎日が苦しかったです。
しかし、ラストゲームとなった S/J リーグ仙台大会は勝利で終わる
ことはできませんでしたが、久々に自分らしさをコート上で表現でき
たのかな、と思います。
北都銀行で活動した2年間、チームに貢献できたとはお世辞にも言え
ませんが、移籍してきた新参者の私を受け入れてくださった銀行関係
者の皆さま、たくさん迷惑をかけたにもかかわらず、最後まで一緒に
戦ってくれた北都銀行バドミントン部のスタッフ、チームのみんなに
は感謝しかありません。ありがとうございました。
そして、多くのバドミントン選手がいる中で私という無名なプレイヤ
ーを見つけ、応援してくださったファンの皆さま。事前の発表なく、
このような形で引退を報告する形になってしまい、申し訳ありません。
皆さまからいただいた声援のおかげで、ここまで続けてくることがで
きました。本当にありがとうございました。